‡プロローグ‡

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各地の農村や街を、圧倒的な軍事力で支配し、徐々にその力を強め、もはや誰にも止めようもなくなってきた。 隣国はその勢力を恐れ、国境を固めていた。 ――が、アグレシュバル王国の暴挙に乗じるかのように、魔物が国境付近に続出し、各国々はその対処に頭を悩ませていた。 こんな時、人々は何か頼れる――いや、安心できるようなシンボルを求めるのである。 そう、救世主のような…。
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