告白

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6月の蒸し暑い放課後 俺は、誰もいない教室のベランダにいる・・ 「お、お、俺と、つ、付き合って下さいっ!!!」 俺の名は成瀬悠太(なるせゆうた)市内にある公立高校の二年生。 ・・・俺は今、人生初の告白をめちゃくちゃ噛みながらも挑戦している。 「・・・」 彼女の名は佐藤夏希(さとうなつき) 夏希ちゃんは俺と同じ二年生。同級の男子の間で超人気のアイドル的存在で、とにかく可愛い! うわぁ・・・やっぱり駄目か・・・そりゃそうだよなぁ・・・俺なんかが相手にしてくれる訳ないよな・・・・ 「・・・・・」 もうやだこの沈黙・・・死にたいわ・・・ 「・・・うん」 !? 「・・・わかった」 ・・・えっ!? なっ、なんだこの答えは・・・ 待て待て、俺は最初なんて告白したんだっけ・・・ あれ?確か、『付き合って下さい』って・・・ それで沈黙の後に・・夏希ちゃんは『うん、わかった』・・・って 確かに言ったよな 動揺を隠せない俺・・・再び沈黙が続いた・・・ 「あ、あのさぁ夏希ちゃん・・・つまり、その・・OKって事?」 「・・・うん」 「ほ、本当に!?本当に俺でいいの?」 「本当だよ・・悠太君がいい・・・」 き・・・キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!! 神様仏様女神様奇跡をありがとうございます!!!
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