善と悪(仮)

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そういう流れの奴なら、持ち出してみるか、一応。 「惚れさした罰として、泊めてえな」 「……お触りあr」 「お触りなしで」 「…その先も?」 「お触りの前にそないな事するんか」 あっさり断られると思ってたのに、面倒くさい流れになって、考え込む奴。現代で赤の他人を出逢ってすぐ泊める馬鹿は 「、ええよ」 いた。いないと思ってたらいた。 「此処で泊めて関係が続いてお触りやあわよくばそれ以上なんてことになりたいから、ええよ」 「本音だだ漏れしとる」 ソッチの気は無いんやけど、と相手の荷物を取り上げる。 「荷物位運ぶわ」 「それで宿代払ったつもり?」 「まぁ、追々…」 「躯で」 「だからその気は無い」 .
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