14人が本棚に入れています
本棚に追加
俺が彼女のドジさ、に気づいたのは付き合って二日目のこと。
付き合うことになった次の日から彼女は俺の家の前で待っていて、一緒に学校に行くことになった。
その時初めて、学校が俺と同じだ、ということを知った。
その時の女々さんは袴では無く、膝下まで伸びた紺のスカートと、半袖で同色のセーラー服だった。
スカートは昨日の袴よりも短いため彼女の足が露わになっている。なんとなくそうだとは思っていたが、綺麗な足だった。
靴は黒の革靴で、白のスクールソックスを履いてはいるものの女々さんの足の形までを隠すことはできない。
どこか変態っぽいから銘記させていただくが、俺は決して変態などではない。
もう一度言おう。俺は決して変態などではない。
むしろ紳士だ。だから別に女々さんの足をみたいとか、頬摺りしたいとかそんな不純な気持ちで見ているわけでは決してないことを、頭に入れて欲しい。
さて、なんて綺麗な足だろうか。真っ白で、砂のようなさらさら感が見て取れる。きっとつるつるですべすべなのだろう。
凄い触りた……違う違う。触りたいなんて全然思わないし、頬摺りしたいとかも思ってない。
俺がそんなまるで変態みたいな発想をするわけがないだろう。
最初のコメントを投稿しよう!