側に…

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そう言って、グッと親指を立てた(ように見えたけど…暗くてよくわからない)。 そして塀(へい)を飛び越えた。 (窓開けといて~) と言いながら、私の部屋の窓(2階!!)の横まで伸びている雨どいのパイプをよじ登ってきた。 「到着~♪」 「到着~♪ …じゃないよ!! 落ちたらどうすんの!? あーぶーなーいー!!」 「ごめんごめん!! でも、れもに会いたくて♪」 そう言って… れもを抱きしめた。
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