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盤の上での戦略者達
「おや、珍しい、ゼアじゃないですか」
バーのテーブルを拭いていた流夜はふと気がついた様に言った。
店の入り口に立っている『ゼア』と呼ばれた男。
銀髪の髪を肩より上くらいまで伸ばしていて、琥珀色の瞳。
サンやアクスと同じ黒いコートを身に纏っていた。
「・・・・・・別に良いだろう?」
「まぁそうですよね・・・・また指しに来たんですか?」
「あぁ」
さぁ、盤の上で始まる戦略。
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