アカリ様とポーカー

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「ポーカー、ですか?」 「はい、ポーカーをお願いできますか?」 現実世界からのお客様、アカリ様。 ポーカーのオーダー。 「少し、お待ちできますか?」 「は、はい・・・・・」 少し待ってて貰う間の為に、カクテルをサービスしておく。 あ、ありがとうございます。 アカリ様はそう答えて、カクテルを受け取った。 「もしもし・・・・流夜ですが」 とある番号に電話をする流夜。 二人だと人数が足りないので、いわゆる“助っ人”を呼ぶ為だ。 『・・・・・流夜か』 「まぁそんな低い声で言わないで下さいよゼア」 『ゼア』と呼ばれた電話の相手は、どうやら声の低さ的に男らしい。 『・・・・・何の様だ?』 「いつも道理、助っ人を二人程お貸ししてもらうことはできますか?」 『・・・・・アクスとサンをそっちに送ろう』 「・・・・・ありがとうございます」 そして、通話を切った。
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