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「隼人、すまないが私はこれから生徒会に行かねばならない。すまないが、先に帰っていてくれないか?」
放課後、SHRで居眠りしていた彼を起こしたのは勿論のこと紫苑。ちなみに彼の机は前回行方不明になったきりなので、一人だけ卓袱台という状態である。
ちなみに椅子は座布団。
「ん~、ああ……。分かったよ……」
「心配するな。ちょっとした会議だからすぐに終わる。そうしたらすぐに追いつく」
「うん……」
のろのろとした動きで鞄を手に取る隼人。未だに寝ぼけているのが一目瞭然だ。
と、いう訳で現在彼は一人で下校中。覚束ない足取りでふらふらと歩いている。
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