119人が本棚に入れています
本棚に追加
/208ページ
そんな時
あんたに会った
バサバサな髪を
切ろう…
別にどこでもイイ
最初は、自分で切ろうと思った
ちいの部屋には、
ハサミがない。
しかたなく
一番近くの
美容院に入った。
いらっしゃいませ-
無視。
どうぞ、こちらへ
無視。
髪どうします?
無視。
あ゙ぁきっと
感じ悪い客と思ってんだろう
この女あからさまに
困ってるよ
「おじょうちゃーん」
は?なんだこのおっさん
ちい「あ?」
ムっとした顔で言った。
「どんな髪にすんのよ?」
ちい「なんでも」
「投げやりだねぇ」
笑いながら言っていた
フツウ大人って怒るんじゃ
ないの?
あぁ…客だから。
最初のコメントを投稿しよう!