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いづみは言いづらいのか、俯いたままだ。 いづみ「あんな、子ども出来た。」 大和「えっ!?」 いづみ「子ども出来た。」 その瞬間、俺はどうしよう、という気持ちより先に、本当にうれしかった。 いづみを、生まれてくる子どもを守りたいと思った。 大和「なんでそんなテンション低いの??めっちゃ嬉しいことやん。」 いづみ「ありがとう。」 翌日に両親に大学へは行かないこと、就職することを伝えた。 両親はただ 「入学金はちゃんと返せ」 そう言っていた。 守りたい者が出来、就職も決まった。 あとはプロポーズをするだけだった。
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