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大和「向こうはなんて言ってるん?」 いづみ「とりあえず、大和と別れて来いって。」 大和「いづみは、そいつのこと好きなんか?」 いづみ「うん。」 大和「向こうも好きでおってくれとんのか?」 いづみ「うん。」 俺は、人の子どもと知りながら、育てれる、そんな器はなかった。 大和「大切にしてもらいなよ…」 そう言って俺はいづみに背を向けた。 いづみ「ホントにごめん。」 俺は振り返り、 大和「今までありがとう。」 一言だけ伝えて家に帰った。 家についてしばらくして、携帯がなった。 いづみからのメールだった。 内容は、 謝罪。いつから浮気をしていただの、幸せだったよ、だの、凄く長い文章だった。 そのメールを見た瞬間、涙が溢れ出てきた。 何時間泣いたのかな。 その日の記憶は凄く曖昧だ。 本能レベルで忘れたかったんだと思う。
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