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「じゃぁ、今晩の9時にお店で待っていますね。」
大和「はい、失礼します。」
ツーツーツー
大和「ふぅ、9時ね。パンクスだっけか。良い店だったら良いな。
てか、面接ってスーツ来てけば良いんかな…」
大和の住む1kの小さな部屋にため息が漏れる。
大和「今日からホストか。大丈夫かな。」
鏡を見つめながら呟く大和。
彼は、外見には自信がない。特に悪くもなければ、良くもない。
唯一、人と喋ることが得意ってだけだと思っている。
大和「まぁ、なるようになるやろ。」
と、言いシャワーを浴びた。
丁度、肩にかかる程の長さの真っ黒な髪の毛を丁寧に乾かしながら髪をセットしていく。
大和「よしっ。行くか。」
スーツに着替えた大和はポケットに手を突っ込みながら、鏡の前に立ってみた。
大和「就活やん。しかも、調子乗ってしまって失敗する方のパターンやん。
まぁ、ええか。」
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