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正也はいすにどっかり座り、液晶ディスプレイを眺めながら紙コップに口をつける。
ディスプレイではバトルの映像がライブで流れていた。猫のような神姫とどこぞの大河SFの大ボスのような顔の神姫が互いに戦っている。
猫のような神姫の方が押され気味だ。
「なるほどね」
正也はそう呟いた。
自分が育ててきた神姫同士で戦わせて勝敗を決める。この人形の醍醐味はそこにあるのだろう。
そうこう考え込んでいると正也の名前が呼ばれた。
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