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翌日の結婚式。
アルミナは大勢の人達に祝福されながら笑顔で式を挙げた。そして最後、とびきりの笑顔でブーケを投げた。
その先にはミッツとその彼女が。
ブーケを受け取った女性はミッツの横でうれしそうに笑っていた。
ふと、アルミナとミッツの目が合った。
アルミナは自分の中に複雑な気持ちがあることに気付いていた。
(たぶん、ミッツも気付いてる・・・)
その思いを隠すように、押しのけるように、アルミナはとびっきりの笑顔を返していた。
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