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「だがな、お前がいるのは日本だ。どんなツマラナイ平和な国から逃げ出してきたのか知らねぇが、お前の考えは甘いんだよ。そんな小娘が人きり集団の中にいて生きていけると思ってるのか?」
「・・・・・・・・」
「今俺がお前を殺すなんて容易いんだぜ?」
「・・・・・・それでも、ここにいるからには生きていかなきゃいけないの・・。平和に生きてきたから、
死ぬってことがどれだけ怖いかわたしは知ってるよ。だから生きるっていう欲望だけは負けない」
恵瑠はぎゅっと堅く決意の拳を握り締めた
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