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「わたしは信念がないから、新選組みたいに信念に生きてる集団の中に入ってみたい。それじゃ理由にならない?」
「・・・・・・・この芹沢鴨にそんな口聞ける女はお前くらいかもな。ふん。無知っていうのも悪くない。・・いいだろう、お前を新選組に迎えてやる。しかし、俺だけのの許可だけじゃ駄目だ」
「恵瑠・・・・」
由紀はありえないという表情で恵瑠を見つめた。呼んだ恵瑠の名前は震えて掠れていた。恵瑠は腰を抜かした由紀の手をそっと引く。
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