第一章

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私はたまに父と連絡をとっていました。 最後に声を聞いたのは 父がなくなる 2日前でした。 その日は 珍しく父の電話に出たくなく、 最後の三分だけ話をしました。 その時に 父は「かほ。俺はあんまり長くはいきれないから 今かほに言いたいことを 言うな。お前はちゃんと 高校に行って 働いてお母さんとかお兄ちゃんとお姉ちゃんのこと少しでも楽にしてあげてくれ。俺はお母さんやお姉ちゃん、お兄ちゃん達に迷惑ばかりかけたから、あいつらには楽にさせたあげたい。だけど、俺はかほ達の方には行けねぇからょ。だからかずほが俺の変わりに助けてやってくれな」っといわれました。 私は 「わかったよ。ちゃんと約束守るよ」と言って 電話を切りました。
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