野球部入部

9/11
前へ
/525ページ
次へ
「さすがに先輩達は上手いな…」 野球部部員達はノックをしている。部員全員のレベルが高い。ノックは目立ったエラーがなかった。 「ああ、このレベルで部員が少ないなんて信じられないぜ」 このレベルなら部員がもっといてもおかしくはない。 「はぁ~明菜ちゃん可愛いな…」 原は練習を見ないで、さっきから明菜の方ばかり見ている… 叶太は原の顔面に右ストレートを食らわせる! 「グフ… なにすんだよ叶太!」 「お前は何しに来たんだ? さっきから坂本ばっかり見やがって…」 「だってあの可愛さ反則じゃね? ああもう俺の彼女にしてぇ…」 (無視無視) (こいつ消えてくれないかな…) 原はニヤリと笑う。何か思いついたようだ… 「俺、告ってくる!」 二人は、一瞬何を言ったのか分からなかった。 「は? ちょっ!?」 原は、坂本の所へ向かって行った。
/525ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2716人が本棚に入れています
本棚に追加