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それから三時間ほど、三人の手の動きは止まらなかった。二人は一から原に必死に教えた。
「もう、今日はここまでにするか…」
叶太が時計を見る。時計は八時に針を差していた。
「そうだな…原、これ宿題な」
ドスっとテーブルに音が響いた。そこには山のようなテキストが置いてあった…
「え…これ全部?」
「当たり前だ、まあ赤点になりたいだったらやらなくてもいいぞ。俺達は別に関「喜んでやらせていただきます!」
原は、山のようなテキストをバックに詰め込んだ。
「じゃあ俺も帰るか」
「わかった、じゃあまた明日な。原 明」
二人は、叶太の家を出ていった。
「これじゃあ間に合わんな…助っ人を呼ぶか…でも奈々姉は教師だから忙しいしな…誰がいるんだろう…明日明に聞いてみるか」
それから叶太は晩御飯を食べ、少し勉強してから布団に入った。
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