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「明、改めて行くぞ」
「ああ」
午前中の授業が終わり二組の教室についた。すると教室の前に明菜がいたので明はーー
「坂本だよな! ちょっと来てくれるかな?」
「あなた達は確か…野球部の中川君と三門君でしたよね? 僕に何か用ですか?」
「この一週間勉強を教えてほしいんだ」
「僕は構いませんけど…」
「ああ、教えてほしいのは俺達じゃないんだ。初日に坂本に告白したド変態の馬鹿だ…」
「あ、あの人ですか…」
明菜はちょっと顔が引きつった。
「頼む! あの馬鹿は俺達じゃあ教えられない!」
「…わかりました。教えれる範囲なら…」
二人で頼み込み、教えてくれる事になった。
「ありがとう…俺の家でするから放課後教室で待っててくれ! 迎えに行くから」
「わかりました。教室で待ってますね」
明菜はそう言うと教室に戻って行った。
叶太達も教室に戻った。
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