出会い

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同時刻 荒野 零夜「くっ、こ、こは?………そうか、これがあいつの言っていた……」 零夜は荒野の真ん中にいた アニキ「おっ、兄ちゃん起きたか」 零夜「ん?」 零夜は振り向いた するとそこには得物を持った男達がざっと10人くらいがやって来た アニキ「さっそくで悪いが身ぐるみ置いてきな」 零夜(そうか、こいつら賊か……) 零夜「すまないな、お前達には……渡すものはない!!」 すると零夜は腰に挿していた飛燕を抜き構えた アニキ「おいおい兄ちゃんやめときなって、こっちは10人、兄ちゃんは1人、勝ち目なんてねぇって」 そう言いつつナイフや剣を構える賊達 零夜「やってみなくちゃ、分からないぜ?」 零夜(まるで構えがなってねぇな、俺はこんなところで死ねねぇからな……) アニキ「おい、お前行ってこい、服は汚すなよ?」 デブ「分かったんだなぁ。お前、死ぬんだなぁ!」 デブは剣を振りおろした 零夜「遅ぇんだよ!!」 ドスッ 零夜はデブの剣を避け、懐に潜り込み飛燕の腹の部分で攻撃した ズドォォン するとデブは倒れていった アニキ達の顔は真っ青になっていった アニキ「や、やりやがったな!!お、お前らやっちまえ!」 零夜「何人来ても一緒なんだよ!!」 零夜は次々と襲い来る賊達を刀の腹を使い気絶させていく 零夜「あとはあんただけだぜ?」 追い詰められたアニキは アニキ「う、うわあっ!!」 仲間を置いて逃げようとしたがしかし 零夜「逃がすかよ」 零夜は一瞬でアニキ前に現れ、アニキの腹に膝蹴りを入れた アニキ「かはぁっ」 アニキはその場に倒れた 零夜「これで全員だな………」 零夜は歩き出そうとしたが ???「待てぇ!!」
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