947人が本棚に入れています
本棚に追加
零夜の部屋
零夜は所々にちょっとした装飾がしてある袴に着替え、首にネックレスをし、若い男性と女性、そして小さな男の子の写っている写真の前に立っていた
零夜「父さん、母さん、いろいろと面倒なことに巻き込まれちまったけど、必ず帰ってくるから………」
零夜は父親と母親の写真に誓いを立てていた
零夜「持って行く物と言われても、俺にはコイツらがあればいいからな………」
零夜は自分の背丈よりも少し短い刀(飛龍刀)を背中に、二振りの日本刀(飛燕と麒麟)を腰に挿し
零夜「行ってきます。」
部屋を出た
結城家道場
零夜「終わったぞ」
司馬懿「そうですか、なら逝きましょうか。」
零夜「ちょっと待て、今ちょっとおかしくなかったか?」
司馬懿「そんなことはありませんよ。では」
すると二人の足元が光出した
零夜「なんだこれは!?」
司馬懿「彼の者を約束の地に誘う光よ、我らを約束の地に導きたまえ」
そう唱えたその瞬間、道場には静けさだけが残った………
最初のコメントを投稿しよう!