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学校から家への帰りのバスを待っていた。
ドンッ、
バシャ、
「ごめんなさーい。」
制服がジュースでベトベトだ。
シミになるじゃねーか。阿呆。
クスクスと笑い声が聞こえる。
「人の彼氏ばっかりとってるからよ。」
「うっさいわね、ブサイク。」
そう言って、一睨みしてからバス停を去り、近くの公園へと向かう。
「おー、怖っ。そんなだから友達出来ないんだよ、満里奈」
「うっさいわね、私がちやほや男にされるから、面白くなくて、寄ってこないだけよ。私が悪いわけじゃない。」
はぁと溜め息をついてやれやれと呟く隆。
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