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みずきは、粘り強いピッチングで、六回を五安打無失点で抑えた。
一方、打線は久遠に手も足も出ず、六回まで二安打に抑えられた。
七回から、大河が中継ぎで登板するも、帝王実業打線に捕まり、一回を六安打四失点の散々な結果になってしまった…
しかし、これも大河にとっては良い経験になったはずだ。
八回は、宇津が登板し、一回を完璧に抑えた。
八回裏 九番宇津からの打順だが、大仙は勿論代打を出す。
「武村! 頼むぞ」
「はい!」
宇津に変わって、裕太がバッターボックスに入った。
マウンドには、聖タチバナ打線を二安打無四球に抑えている久遠。球数はまだ90球前後、完封ペースの投球を続いている…
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