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「嫌! 離して!」
「く…離せ!」
どうやら、女の子二人が不良に絡まれてるようだ。
裕太は、不良の所へ向かう。
「あの~ここは、ナンパするところじゃないんだけどな~」
「ああ!? 引っ込んでろ!」
不良が殴りかかってきた! しかし、裕太はヒョイと交わす。
そして、裕太は素早く不良の肩を掴む。
「それ以上動くと…間接外すぞ」
「ヒィィィィ!!」
裕太の迫力に耐えきれなくなり、不良は一目散に逃げ出した。
「あの…ありがとうだ…」
「ん、どういたしまして」
「さっすが武村君!」
「え? なんで名前知ってんの?」
「そりゃあ、中学校全国大会優勝校の四番だからね!」
「そっか…じゃあね」
裕太は、バッティングセンターを出ようとするが…一人の少女に肩を掴まれる。
「ちょっと待ってくれ! いきなりなんだが…私達の勝負を受けてくれないか?」
「勝負? 詳しく話を聞こうか」
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