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プチ「え…………?節子…今なんて?」
私は状況を理解できずにいた。
節子「別れないっ!別れたくないっ!
正志…携帯勝手に見てごめんね」
正志『…もう絶対すんなよ。』
節子「うんっ!絶対しない!約束する!」
なんてことでしょ。
まさかの逆謝り。
え?何コレ?
ドッキリ?
なんかあたし本当に、馬鹿みたいじゃん…
これじゃあ、正志が偉そうになるのも無理ないよ…
私は先程の自分の発言をたまらなく後悔した…
そんな私の心中を察したのか、
ヒロシ『プッチ…俺ら帰ろうか?』
ヒロシちゃん………
私達は静かに立ち上がった。
ヒロシ『正志、また連絡するから。
何か大事な話に居合わせて悪かったな…。じゃあ、またな』
正志『こっちこそ何か恥ずかしいとこ見せてごめんな!またな』
私は何故か正志と目を合わすことができなくて無言で部屋を出た。
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