88人が本棚に入れています
本棚に追加
/195ページ
正志家から出た私達はそれぞれの車に乗り込んだ。
行く先はもちろん
お決まりのファミレス。
ファミレスについた私達はいつものように1番奥の喫煙席に座る。
今日は雑炊の気分だ…。
私は半年ぶりに目玉焼きハンバーグ以外の物を頼んだ。
ヒロシ『…しかし、強烈だったな』
プチ「…私には節子の気持ちは理解できない。」
ヒロシ『せっちゃんってさ、めちゃくちゃ正志に惚れてんだな』
プチ「あれは惚れてるとかそういう
次元の問題じゃないよ…
病気だアレは。末期患者だ。」
ヒロシ『…軽くひどいなお前。』
その時、かばんの中から携帯の着信音が聞こえた。
メールだ。
受信:☆せっちゃん☆
末期患者からだ…
最初のコメントを投稿しよう!