プロローグ

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…一体、何がどうなってこうなったんだろうか……? 「なんで押し倒されてるんだ…?」 「…うん、やっぱり思ってた通り…山田さんのお腹ぷよぷよしてて気持ちいい…」 僕の上には、お腹をふにふにと触る部下の姿… この体制って…、人に見られたらかなりヤバいんじゃ…… そうだよ、ヤバいよ!早く神崎くんにどいてもらわなきゃっ! 「あのさ…、神崎くん」 「はい?何ですか…?」 「こ、ここ…会社なんだけど……」 「知ってますけど…」 「いや、だから…そのぉ~……、退いてもらえないかな…?」 「嫌です」 「……嫌って…、まだ人がいるかもしれないんだよ?」 「構いませんよ。そんなの…」 「ぼ、僕が構うんだよぉ~っ!!」 「…うるさいですよ」 「んっ?!…ふっ……やぁ…」 っじゃない!!キスで感じてる場合じゃないんだってば!!ここ会社なんだよ!!!
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