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リクアは目の前で死んでいったスタークを見て固まった、それと同時に震えが止まらなくなり、その場を動くことができなくなった。
そしてそれから、どれくらい経っただろう…そこには死んだように眠るリクアがいた。
赤い馬に乗った男・ゼル「やっぱこんな瓦礫の中じゃお宝も瓦礫同然か💨」
青い馬に乗った男・ガディ「アリミディックも我がシュリフェルバ帝国には勝てなかったか…。」
ゼル「馬鹿か、国を捨てた俺達だ[我が]とか付けるな❗」
ガディ「あ、あぁ。」
ゼル「おいガディ‼見てみろ❗」
ガディ「ガキか…死んでるのか?」
ゼルは馬から下りてそのガキ(リクア)の息を確かめた。
ゼル「死んじゃいないな、だがこのままじゃ死ぬな、アリミディックから帝国が引いてどれくらいだ?」
ガディ「一ヶ月はゆうに過ぎてるな。」
ゼル「……よく生きてたもんだな💧」
ガディ「そのガキどうする?容姿からするとアリミディックの兵士らしいが…。」
ゼル「宝が無かったんだ、こいつをつれて、とりあえずアジトへ戻ろう❗」
そして死んだように眠るリクアを連れた二人は周りに何もないような土地の洞窟の中のアジトへ戻った。
ゼル「とりあえずこいつを目覚めさせなきゃな。」
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