序章[第2話・強き意志持つ乙女]

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第2話 強き意志持つ乙女 アリミディック王国崩壊、翌日 スミラ「まさかあのアリミディック王国までも帝国にかなわないなんて……。」 スミラ、19歳、アリミディック王国同盟国サージリア王国の鍛冶屋の娘。 ズガス「スミラ、サージリアももう終わりだ❗帝国の傘下になることを国王辞任と共に知らされた‼」 ズガス、スミラの父親、鍛冶職人 スミラ「何で❗」 ズガス「そうしなければアリミディックの二の舞になるだけだ、傘下になれば命と住む場所もアリミディックの様に失わなくてすむ。情勢はわからんがな…。」 スミラ「違う!それは分かってる!帝国は何でこんなことをするのか聞いてるの⁉」 ズガス「それは父さんにもわからん❗ただ帝国が突然、全国を帝国傘下にする!と言いだし、それに刃向かった国を襲撃し始めたのが始まりだ、そして一気に全国を傘下にする為、帝国に唯一勝てると言われていた精鋭揃いのアリミディック王国を攻めたわけだ…………だがそのアリミディック王国も帝国には勝てず、希望をなくした各国は傘下に入ったわけだ。」 スミラ「そうなの……ありがと、お父さん。」 ズガス「さぁ帰るぞ❗」 スミラ「私……帝国を倒して国を取り返す‼」
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