序章

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不思議な光景だった。 目を覚ましてもなお続く夢。 辺り一帯に広がる花々。 小高い丘。 やさしく降り注ぐ光。 満々と水を讃える池。 ――……夢? 私は思いっきり ほっぺたをつねった。 よくやる 夢か現実かの判断。 結果。 「痛い……。」  
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