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奪った2万で遊んだ後、祐希達は解散した。
また明日も、明後日もずっとこうやって過ごすのだろう。
学校??
知るか。
行かなくたって生きてける。
察に見つからなければいい。
俺には仲間がいる。
俺は強い。
「明日は5万くらい盗るか」
2万じゃ足りない。
もっと金がいる。
もっと―…
『西沢祐希』
「あ゙…??」
自宅のアパートの駐車場で、不意に後ろから声が掛かった。
眉間にシワを寄せて祐希は振り返る。
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