第一章:1000の罪と代価

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奪った2万で遊んだ後、祐希達は解散した。 また明日も、明後日もずっとこうやって過ごすのだろう。 学校?? 知るか。 行かなくたって生きてける。 察に見つからなければいい。 俺には仲間がいる。 俺は強い。 「明日は5万くらい盗るか」 2万じゃ足りない。 もっと金がいる。 もっと―… 『西沢祐希』 「あ゙…??」 自宅のアパートの駐車場で、不意に後ろから声が掛かった。 眉間にシワを寄せて祐希は振り返る。image=366239454.jpg
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