第一章:1000の罪と代価

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目に映ったのは白い服を着た綺麗な女性だった。 いや、少女の方が正しい表現かもしれない。 「誰だてめぇ…」 『犯罪管理担当の天使です』 天使…?? 頭おかしいんじゃねーの。 「…」 呆れた祐希は視線を戻し、スタスタと歩き出す。 『西沢祐希は犯罪カウント1000を超えました。貴方に処罰を下します』 「っ!!」 妙なヤツが何か言ったと思った瞬間、後ろから鎖のようなものが体中に巻き付いてきた。
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