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「ほー。なるほどね」
「はい!」
真理亜が茶菓子を食べながら言った。
「真理亜さんは…駄目、ですか?」
海翔は不安そうな表情を浮かべる。
それを見て真理亜は吹いた。
「ぶっ…あははは!!なーに言ってんの!!私が否定する訳ないでしょー」
「や、やった!!」
「私だけじゃ、こんな脳みそない祐希のカウント全然増やせてあげれそうにないからね」
真理亜は祐希の肩に触れる。
眠ってる時はこんなに可愛いのに…。
あの性格の歪みはどこからきたんだろう。
などという事を思ってしまう真理亜。
「そうですねっ。その馬鹿ハンパない勇気…分けてもらいたいです」
「ははっ!がんばれ!!」
「はいっ」
真理亜と海翔の信頼度が上がった。
海翔が新しい旅仲間だ。
よろしくね、海翔。
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