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「だめ…あ、もう少しそっち…」
「ここですか?」
「そこ!!あ…でも…っ」
脳裏に響く男女の声。
おいおいふざけんなよ…
何してんだ?
意識が回復する中で、真理亜と海翔の異様な声がそれを手助けしている。
「あぁぁあああっ!!」
「真理亜さんっ!!」
場所考えろ変態コンビがぁぁあぁあ!!
ガバッ!!
「ゆっ祐希?!」
「あ…」
勢い良く飛び起きた反動でタオルが布団に落ちた。
視界に映ったのは、無残にも散らばった…
トランプ…?
「何…してんだよ?」
祐希は二人を睨み付ける。
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