第一章:1000の罪と代価

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腕も足も固定され動かなくなった。 祐希の怒りに火が灯る。 「っのクソアマぁー!!」 『クソアマではありません。天使のアイオラです。』 「てめぇ死にてぇのかコラぁ!!」 『私は既に死んでいます。』 どれだけ力を振り絞っても、巻き付いたチェーンはとれない。 どうなってるんだ。 コイツ…何者だ? 調子乗りやがって…! 「いい加減にしろ!!っ…解け!!マジ殺すぞ!!」 『もう死んでいます。西沢祐希…貴方に処罰を。』 アイオラがそう言った途端に、巻き付いたチェーンから光が溢れた。 眩しくて視界が分からない。
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