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腕も足も固定され動かなくなった。
祐希の怒りに火が灯る。
「っのクソアマぁー!!」
『クソアマではありません。天使のアイオラです。』
「てめぇ死にてぇのかコラぁ!!」
『私は既に死んでいます。』
どれだけ力を振り絞っても、巻き付いたチェーンはとれない。
どうなってるんだ。
コイツ…何者だ?
調子乗りやがって…!
「いい加減にしろ!!っ…解け!!マジ殺すぞ!!」
『もう死んでいます。西沢祐希…貴方に処罰を。』
アイオラがそう言った途端に、巻き付いたチェーンから光が溢れた。
眩しくて視界が分からない。
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