プロローグ休みの朝

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「うん。でも僕も お姉ちゃん止めれな かったから」 俺は何故か無性にコイツの 頭を撫でたくなった えぇい有言実行だ! 「悠斗兄ちゃん」 冬吾は何も言わずに 嬉しそうにな顔をしてる 俺もコイツみたいに可愛い 弟が欲しかったな… 「そんであの紗耶香の 馬鹿はどうした?」 そう言うと冬吾は 申し訳なさそうな顔を して俺を見てきた 「悠斗兄ちゃんに謝りに 一緒に来させたんだけど 家の前で逃げちゃった ごめんなさい」 どうやらあの馬鹿は 弟一人に押し付けて 逃げたらしいな… アイツが帰って来たら 冬吾の分まで説教かな 「まぁとりあえずアイツの 事は置いといて冬吾 一緒にゲームでもするか」 そう言うと冬吾は笑顔で うん!って答えて俺の 部屋に上がって行った 俺はまた冬吾を撫でる 事を決めていた
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