変わらない日常

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どうやら紗耶香も冬吾の 様子を見て俺と同じ事を 考えたらしく俺に目で (1、2、の3で止めるわよ) と言っている 俺達は1、2、の3で離れ 涙目の冬吾に駆け寄った 「悠斗兄ちゃん僕 お姉ちゃんと 悠斗兄ちゃんに喧嘩 してほしく無いよ」 そんな事を涙目で訴え られると何だか俺が 冬吾を虐めてる様で 罪悪感が出てくる 「大丈夫だよ冬吾くん」 そんな事を言ったのは 俺達を止めた隆一だ 「コイツらのは喧嘩じゃない」 冬吾は隆一を見て本当に とか聞いている 「悠斗とお前の姉さんのは 痴話喧嘩と言う 奴だからな」 そうそう…って 「「違うだろうでしょうが!」」 俺と紗耶香は見事な ぐらいに息ぴったりに 隆一の頭を殴った 隆一は殴られた拍子に ズレた眼鏡を直して 「な冬吾くん君の 姉さん達は息ぴったり だろ?」 とか言ってるし もう一発殴ってやるか とか思ったが冬吾が 「うん!」って笑顔で 答えてたしまぁ良いと しよう 紗耶香の方を向いて 見ると少し顔を赤く してる気がした
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