変わらない日常

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変わらない日常

次の日俺はいつも通りの 時間の目覚ましの音で 起きた。 「朝か…」 今日は学校がある為 俺は着替えを済ませ軽い 朝食を取り紗耶香が来る 時間を待った もちろん紗耶香には 昨日、冬吾に押しつけた 事と俺への一撃の 仕返しをして置いた ピーンポーンとチャイムの音が 聞こえ俺は鞄を持ち外に 出た 「悠斗兄ちゃんおはよう」 外に出ると冬吾が笑顔で 俺のところに来た 「あぁおはよう冬吾 良く寝れたか?」 俺はいつも通り冬吾の 頭を撫でながら挨拶を する 冬吾は撫でられながら うん!と答えて来た 「アンタ人の弟に 何してんのよ!」 そんな声が聞こえたから 俺は声のした方を見ると いつも通り紗耶香が 立ってた 「何だ居たのか」 もちろん気づいていたが 俺は皮肉を込めてそんな 事を紗耶香に言って やった 「ア、アンタねぇ迎えに来た 人にそんな事言うのね」 紗耶香は如何にも不機嫌 そうにブツブツと文句を 言っている 「冬吾行くか」 俺はとりあえずそんな 紗耶香を無視して冬吾を 連れて学校に向かい 歩きだす
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