十五夜

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荒い息、薄く開いた瞳、上気した肌。 はだけた胸に紅い痕を散らされながら身悶える篠崎は、その気がなくても思わず手を出してしまいそうなくらい色っぽい表情をしている。 「真壁さん…中に、入りましょう…」 執拗に嬲られながらもなんとか言葉を紡ぐけれど、次の瞬間には快感を与えられて息を呑む。 「寒いか?」 「…ベッドがいいです…僕も真壁さんを触りたい」
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