エピローグ

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2年後 『追いつめたぞ反逆者ロク!』 四つ足形の機械人形が1人の少年に向かって叫ぶ 「追いつめた?笑わせてくれるね…逆に追いつめられたのは君だよポンコツ君?」 ロクが機械人形に言った 『ぬ…機械をなめるなよー!!!』 「だから君はポンコツなんだよ」 そう言ってホルスターから銃を二丁取り出す ロクは目に停まらぬ速さで四つ足形機械人形の真上にあるヒモを打ち抜く 『どこを狙っている!!』 「…終わりだよ」 ひゅるるるると何か落ちてくる音が聞こえる 機械人形は上を向く その時だった ガン!! と鈍い音が周りに響く ロクが撃ったヒモは前日から仕掛けておいた罠だ 落ちてきたのは岩そのもの 機械人形は壊れ爆発する 「何とか切り抜けたか…さてここを抜けると…」 目の前には次の次元へ繋がる扉 行き先は過去か未来か…希望か絶望か… 「よし。行くか」 ロクは銃を両腰のホルスターに仕舞い扉をゆっくりと開けた
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