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東区路地裏
「またお前かロク!」
4人の大人達が1人の少年を囲みながら叫ぶ
「あれほどあそこには近ずくなと言っただろ!!」
ロクと呼ばれた少年は黙っている
容姿は青いメッシュが前髪にあり全体の髪の色は黒。
顔も整っており綺麗な顔立ち
「またしつけしなくちゃいけないなぁ」
大男がニヤニヤしながらロクに近付く
「僕はただ本当の事が知りたいだけだ!!」
「本当の事?」
「真実さ!この次元の真実を知りたいんだ!!」
「下らないな。そんなもの存在しないんだよ!」
「探そうもしないで何が分かるんだよ!」
「探すぅ?真実を?ぶっあははっはぁ」
「おいロクお前本気で真実なんてものがあると思っているのか?」
ロクはそこで黙り込む
探してるが見つからない
元々真実が何なのかを知らない
だから中央区の管理室に入りこんで機械をいじっている
今日は機械人形達にバレて追い出された所だ
「それは…」
「ほら無駄なんだよ!!」
大男が殴りかかる
が、ロクは右手で拳を止める
「それでも僕は…」
「はーいそこまで」
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