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中学二年の時
あれは、春だった。
めちゃくちゃ寒いのに
めちゃくちゃ桜が咲いてて…
変だ…
由来ゎいつものように中学校までの40分もかかる道のりを歩いていた。。。。
「由来!!」
後ろからあたしを呼ぶ声がした。
はじまりは、いつも単純なんだ。
繰り返されるこの苦しみから
のがれるのゎ単純なんかじゃないのに…
はじまった。。
このストーリー
由来を呼び止めたのは拓也だった。
二つ上の由来の家から5~6分程度でつく家に住んでいる。
バカのくせに得意なバスケットで高校を推薦で合格した事を由来は友達から聞いていた。
「拓也先輩おはようございまーす」
なんだか高校生のブレザーがやたら真新しくて今までみてきたあの学ランとゎちがって別な世界の人間に感じて思わずそっけなくしてしまった自分がいた。
「なんだょ。おまえ変だぞ?」
「変ってなによ?今日ちゃんと早起きして髪おだんごにしたのに!変はないでしょー」
「ばか、ちげぇーょ!おまえがおはようございますなんて使うから気持ちわりぃんだよ」
「なぁんだ。」
「ってかおまえそんなのこのこあるってたら学校つかねぇぞ」
「拓也もね!!」
「まぢだ!!やべぇ!!ぢゃぁな由来。ちゃんと前むいて歩けょ」
「はーぃ。」
チャリってあんなに早くはしれたっけ??
そんな早さで拓也ゎ学校へ行った
あんなんでよく高校受かったなぁ…笑
まぁいっか!
なんだかんだで友達の早苗(さなえ)との待ち合わせの場所についた。
「また由来のせいで遅刻だょ」
「ごめん!拓也うるさくて」
「拓也先輩?」
「そぅあのバカ!!」
「由来本当に拓也先輩と仲よかったよね」
「幼なじみなだけだから」
「うゎっ!!由来まぢ遅刻!!走ろ!!」
「ちょっと!!早苗まってょ」
早苗は足が速い
学校は坂の上にある
あたしゎゼーゼーいいながら登る坂だけど
陸上部の早苗にゎ軽々しく登れちゃうみたい
なんだかんだやってるうちに学校へついた。
なんとなくな生活が
またなんとなく明日を呼んでくる。
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