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「せいやーー!!」
ガキのかけ声と共に、ブラシが振り上げられる。
「うごおあああああああああああああ!!!!!!」
必然的に、オレのゴールデンボールにヒットした訳で。
悲鳴と共にオレは倒れる。ガキはそれを見ていやらしい笑みを浮かべている。
「お、お前……まじで………殺す……」
「やーい、ざまぁ。」
ブラシの柄でオレのけつをつついている。
「ぐ……てめぇ…………」
ゆっくり立ち上がるが、あまりの痛さに内股になる。
「ぶはははははは!!だっせーー!!!!」
「野澤、遅くないか?」
「でかい方ですよ、きっと。」
「稔もまだ来てない…。」
―キャー!!
後ろのトイレのある車両から悲鳴が聞こえる。
「な、なんだ?」
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