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(さて、行くぞ!とは言ったもののどうやって戦おうか…)
『困っているみたいだね?とりあえず相手の様子を窺ってみたらどうかな?君の体なら一発くらい耐えられるよね?』
「考えてる暇があるなら警戒したらどうかしら!?」
ドスッ
パンチが脇腹に当たった
「うぐ…入ったな」
「だけどな…舐めるな!」
「なっ!?腕を掴まれてる?あの一瞬で…」
「ぶっ飛べや!ゴラァァ!」
バキッ
「う…」
俺のパンチが相手の顔面にクリーンヒットした
「やったか?」
「まだ…終…われない……」
(あっ、倒れそうだっ!助けてやるか)
「おい!!大丈夫か?」
「て…敵なのに何故心配するのよ…」
「別にこれは殺し合いじゃない。勝負だ。助ける、助けないは俺の勝手だ」
「ふ…甘いのね。」
「立てるか?」
「平気よ。」
「俺は神崎 愼冶だ。お前の名前は?」
「私の名前は十六夜咲夜。ここのメイド長よ。よろしく、愼冶さん」
「ああ…よろしくな」
「それより妖精メイドが言ってたんだがここには主がいるのか?」
「そうですよ。」
「そーなのかー。そう言えば今日幻想郷に来たばっかりだから紅魔館に住ませて貰えないか?」
「それは私が決めることではないので…ではお嬢様に会ってみますか?」
「できるなら。」
「分かりました。では付いて来てください。」
「了解」
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