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「着きました。ここがお嬢様の部屋です。失礼の無いように。」
「分かってる。」
コンコン
「入りなさい。」
思ったより幼い声だな
『デッカい扉だね』
ギィィィ
「失礼する。」
「さっきの潜入方法と戦い。見てたわよ。あなたなかなかの物じゃない。私はレミリア・スカーレットよ。住む家が無いんでしょ?紅魔館に住みなさい。私が許可するわ。」
『案外すんなり通ったね』
「そりゃどうも。感謝するよ。俺は神崎 愼冶と言う。よろしく」
「でも、それなりに言うことを聞いてもらうわよ?」
「もちろんだとも。レミリアちょっと良いか?」
「何よ?」
「羽が生えてるけど、人間じゃないな?」
「そんな事?私と妹は吸血鬼なの。だから羽が生えてるし、何百年も生きてる。」
「そうだったのか。」
『いわゆるババァだね』
「何か言ったかしら?」
『いや!!何も言ってない!まずその手に持ってる槍をしまえ!』
「今更遅い!「神槍 スピア・ザ・グングニル」」
ブォン!
『グァァァ!!目がぁ!目がぁぁ!』
「あんな奴放っといて、妹のフランの様子を見に行って貰えないかしら?」
「…え?」
「それなりに言うことを聞いてもらう。と言ったでしょ?それじゃ行ってきなさい。咲夜。案内してあげなさい。」
「分かりました。ついて来てください。」
「う…了解」
とりあえず部屋から出て咲夜さんについていく事にした
「あの子。何かあるわね。危険な力が…まあ、まだ目覚めてないし。大丈夫でしょ。」
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