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「着いたわ。」
「階段…地下室か…何で地下室なんだ?」
咲夜は急に真剣な顔になって口を開いた
「…それは妹様の狂気の所為です。」
「狂気だと?何故そんな物が…」
「私たち幻想郷の住民は、一人一人に能力を持っているの。私は『時間を操る程度の能力』。お嬢様は『運命を操る程度の能力』。そして、妹様の能力は『ありとあらゆる物を破壊する程度の能力』」
「…となると、あらゆる物を破壊する能力のせいで地下室に閉じこめているのか?」
「そうです。」
「それと狂気が暴走しない為にか?」
「それもあります。」
「じゃあ俺が狂気を暴走させないように、仲良くなって遊んでやればいいだけじゃん。んじゃ、行ってくる。」
俺は階段を駆け降りた
「あっ!!ちょっと!…大丈夫かしら…」
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