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「所で、ここは何処なんだ?」
「ここは幻想郷ですよ」
「幻想郷?聞いたことがない。」
「幻想郷は愼冶さんが居た世界とは違う世界です。妖怪や吸血鬼と言った種族がいます。幻想郷とは違う世界から来た人を外来人とも言うんですよ?」
「そうなのか…」
「大体、外来人が来るのは紫さんの仕業です」
「紫とは誰だ?」
「愼冶さんを連れてきた妖怪ですよ。黒い隙間を開いて、幻想郷にたまに連れてくるんです。」
「黒い隙間?あれがそうだったのか…」
「大ちゃん!着いたよ!」
「ありがとうチルノちゃん。」
「さあ、ここが紅い屋敷ですよ」
「おお、ありがとうな」
やっぱり遠くから見たとおりに、屋根やら扉やら真っ赤だ
「それでは、私たちはこれで失礼します。」
「愼冶!こんどはせーせーどーど勝負だからね!!負けないよ!」
「ああ。またこんどなチルノ。俺だって負けないぜ!」
「さようなら~…」
チルノ達は湖の霧深くに消えていった…
「さて…そろそろあの屋敷に潜入だ!」
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