5人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
……俺の名前は黒武 亮…現在…高校二年…登校中。毎日毎日…つまらない学校生活…いい加減飽き飽きだ…。
「お~い!おはよう!今日もつまらなさそうな顔してんな」
後ろから声をかけてきたのは幼なじみで俺の家の隣に住んでいる秋月 寛子…はっきり言って腐れ縁だ
亮「何だ…寛子かよ…別に俺がどんな顔してたっていいだろ」
寛子「そういう態度はないと思うな~」
バキッ?!
鈍い音が俺の頭に響く…寛子がいきなり俺の頭を殴ってきたのだ!?ありえねぇ……寛子は空手部で今現在部長を努めている…がさつな女だ。
亮「何で…いちいち……」
キーンコーン!カーンコーン!
俺が言いかけると学校のベルが鳴った…ヤバイ!?遅刻だ?!寛子に朝会うとロクなことがない
寛子「ああ!?遅刻するじゃないの!本当に亮に朝会うとロクなことがないわ」
それはこっちの台詞だ…この暴力女め…胸の中でそう思いながら寛子とともに学校に走りだす……が…。
亮「…ん……?」
寛子「どした?馬鹿亮」
半ば寛子を無視し俺は後ろを振り向いていた…何故か見られてる感覚がしたからだ……なんだったんだろ?
最初のコメントを投稿しよう!