43人が本棚に入れています
本棚に追加
コリン「其処には、ある一家が住んでいた。
でも、息子が薬中で狂って、一家惨殺。
ついでに、自分も首吊り自殺」
ネス「ありがちな話だね」
ボクはジュースを飲みながら聞いていた。
正直、興味も無かったし。
コリン「おい、ネス。
何で水を注すような事言うかなぁ…」
コリンが頬を膨らませる。
ネス「だって良くある作り話でしょ?」
ボクがぶっきらぼうに言うと、コリンは人差し指を立て、チッチッ。
うざっ。
コリン「まだ、続きがあるんだよ。
この家は壊されてなくて、不気味オーラ全開!!
誰も近付かない訳。
それを良いことに、不良共が居座ってたんだけど…」
ポポ「だけど?」
此処にいるボク以外は唾をゴクリと呑む。
コリンもそれに気付いているのか、無駄に焦らす。
コリン「不良共は居なくなったんだよ…
皆、消えたんだ。
跡形もなく」
ナナ「キャァァァァ!」
リュカ「こ…怖すぎですよ…」
ポポ「う…わ…
そんな所に行くの?」
皆、怖がっちゃって…
何がそんなに怖いの?
ただの噂でしょ?
最初のコメントを投稿しよう!